実装

GS2 を利用したゲーム開発について

GS2-SDK はゲームエンジンに特化したSDKが提供されています。 Unity と Unreal Engine 5 を利用した開発者はこの SDK による様々な機能を利用できます。

Unity

Unity で利用できる SDK として 「GS2-SDK for Unity」 を提供しています。 Unity Package Manager(UPM) と完全に統合されており、SDK の更新も UPM 上で行えます。

依存しているライブラリは LitJSON(Public Domain) / websocket-sharp(MIT) / Protocol Buffers(BSD) のみです。 GS2-SDK for Unity は Apache License 2.0 で提供されており、以下の GitHub リポジトリで全てのソースコードが公開されています。

GS2-SDK for Unity はサーバーから取得したデータの状態管理機能を有しています。 APIを通して取得したデータは SDK のレイヤーでキャッシュされ、サーバーの値が更新された場合はキャッシュも自動的に更新されます。

そのため、開発者はデータの読み込みに関しては、何も考えずに Update関数 から GS2-SDK の API を呼び出して最新の値にアクセスできます。

実装例

    var result = await gs2.Account.Namespace(
        namespaceName: "namespace-0001"
    ).CreateAsync();

    var item = await result.ModelAsync();
    var userId = item.UserId;
    var password = item.Password;

GS2-UIKit for Unity

uikit.png

より Unity に特化した SDK です。

Unity Editor で GameObject に対してコンポーネントを付与するだけで、テキストにアイテムの所持数量を反映したり 回数制限の上限に達しているか・達していないかで GameObject を有効化・無効化するような設定ができます。

サーバーからデータを取得して UI に反映するような単純な実装であれば、UI Kit を使用することでノーコードで実現できます。

Unreal Engine 5

Unreal Engine 5 で利用できる SDK として 「GS2-SDK for Unreal Engine」 を提供しています。 Unreal Engine のプラグインとして提供されており、コードを配置するだけでプロジェクトに組み込むことができます。

依存している外部のライブラリはなく、全て Unreal Engine 5 の標準機能で実装されています。 GS2-SDK for Unreal Engine は Apache License 2.0 で提供されており、以下の GitHub リポジトリで全てのソースコードが公開されています。

実装例

    const auto Domain = Gs2->Account->Namespace(
        "namespace-0001" // namespaceName
    );
    const auto Future = Domain->Create(
    );
    Future->StartSynchronousTask();
    if (Future->GetTask().IsError()) return false;

    // obtain changed values / result values
    const auto Future2 = Future->GetTask().Result()->Model();
    Future2->StartSynchronousTask();
    if (Future2->GetTask().IsError()) return false;
    const auto Result = Future2->GetTask().Result();

Blueprint SDK

blueprint.png

より Unreal Engine 5 に特化した SDK です。

Unreal Editor で開発できるノードベースのプログラミング環境である Blueprint に対応したSDKです。 Blueprint SDK を使用することで、C++ を使用しなくても GS2 の機能にアクセス可能です。


GS2の機能拡張

GS2 のマイクロサービスの機能拡張方法