GS2-SDK for UE5 Blueprint のチュートリアル
途中までは一般的なチュートリアルと同じ手順となります。
クライアントの初期化
GS2::Core::Action::Initialize
ノードを作成し、clientId / clientSecret / 接続先のリージョンを設定します。
clientId / clientSecret には クレデンシャル(APIキー)の作成 で作成した値を設定します。
初期化に成功した場合は OnSuccess が呼び出され、失敗した場合は OnError が呼び出されます。
成功時は Client に GS2 のクライアントオブジェクト、失敗時は Error に失敗理由のエラーオブジェクトが返されます。
GS2-Account クライアントの生成
初期化した際に得られた Client オブジェクトを指定して GS2::Account::Service
ノードを作成します。
Service に GS2-Account の機能を利用するためのサービスクライアントが返されます。
Namespace オブジェクトの生成
GS2-Account のサービスクライアントを指定して GS2::Account::Namespace
ノードを作成します。
Namespace Name にはログイン処理に必要なリソースを準備 で作成したネームスペース名を指定します。
Namespace に GS2-Account の Namespace オブジェクトが返されます。
匿名アカウントの新規作成
GS2-Account の Namespace オブジェクトを指定して GS2::Account::Action::Create
ノードを作成します。
アカウントの作成に成功した場合は OnSuccess が呼び出され、失敗した場合は OnError が呼び出されます。
成功時は Account に作成したアカウントオブジェクト、失敗時は Error に失敗理由のエラーオブジェクトが返されます。
アカウントオブジェクトから値の取り出し
アカウントオブジェクトを指定して GS2::Account::Fetch::GetValueOfAccount
ノードを作成します。
アカウントの値の取り出しに成功した場合は OnSuccess が呼び出され、失敗した場合は OnError が呼び出されます。
成功時は Value にアカウントオブジェクトの値、失敗時は Error に失敗理由のエラーオブジェクトが返されます。 構造体を展開することで、発行されたユーザーIDやパスワードを取り出すことができます。
ログイン
ログイン処理を実行するために、GS2::Core::Action::Login
ノードを作成します。
Login ノードは Client と Authenticator の指定が必要となります。
Client には GS2::Core::Action::Initialize
ノードで作成した Client を指定します。
Authenticator には GS2::Core::CreateGs2Authenticator
ノードで作成した Authenticator を指定しています。
UserId / Password には先程作成したユーザーIDとパスワードを指定しています。
ログインに成功した場合は OnSuccess が呼び出され、失敗した場合は OnError が呼び出されます。
成功時は AccessToken に作成したアクセストークンオブジェクト、失敗時は Error に失敗理由のエラーオブジェクトが返されます。
アクセストークンはログインが必要なAPIの呼び出しで必要なパラメーターです。
ログイン後に呼び出せるAPIの呼び出し
ログイン後に呼び出せるAPIの呼び出し例として、引き継ぎ情報の一覧を取得してみます。
アクセストークンオブジェクト を使用して GS2::Account::Me
で自分のアカウントオブジェクトを作成します。
その後、自分のアカウントオブジェクトを使用して GS2::Account::Fetch::ListOfTakeOver
ノードを作成し、引き継ぎ情報の一覧を取得します。
引き継ぎ情報の一覧の取得に成功した場合は OnSuccess が呼び出され、失敗した場合は OnError が呼び出されます。
成功時は Values に引き継ぎ情報の配列、失敗時は Error に失敗理由のエラーオブジェクトが返されます。
Values を For Each Loop
ノードでループしながら値を取り出しています。